« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月

2009.02.24

画家と庭師とカンパーニュ

090224jeanpierrdarroussi_2 久しぶりに映画を見ました。

ジャケット買いというか、たまたま近場の映画館で上映していたので、タイトルにひかれてまったく内容を知らずに見たのですが、大当たりで、最高に楽しい時間を過ごすことができました。

昨夏ロードショー公開されたらしい「画家と庭師とカンパーニュ」
40年ぶり(?)に故郷の村で再会した、小学校の同級生。自分の仕事に疑問を感じている画家と、趣味を本職にしたばかりの元仏国鉄の保線労働者の庭師。
最初、おじさん二人の怒涛のフランス語のおしゃべりに引きそうになるけれど、そのおしゃべりによって、それぞれの人生(まったく違うけれど、それなりに平凡な人生)が浮かび上がり、夏の雑草の中に作られた小さな畑に作物が実っていくにつれて、友情が育まれていくのが心地よくなってきて……

そんなわけで、庭師役の役者さん(ジャン=ピエール・ダルッサン)の顔を描いてみました。最初は、ただ素朴で善良そうなおじさんの目だったのが、だんだん哲学者のように見えてくるのです。

あとで、画家と庭師の興味深い会話を記録しておきたいと思います。

| | コメント (0)

2009.02.21

いろ いきてる!

090221motonagabook_2

損保ジャパン東郷青児美術館大賞受賞記念「元永定正展」に行きました。

1922年、三重県上野市(現伊賀市)に生まれました。当初は漫画家を志していましたが洋画に転向、1955年に前衛美術グループ「具体美術協会」に参加、戦後の日本美術界におけるアヴァンギャルドの旗手として活躍し、鮮やかな色彩と流動的なスタイルを確立しました。その後も独自の抽象絵画芸術を展開、既成概念にとらわれることなく多彩な技法・表現方法を取り入れた自由で斬新な作品を発表し続け、日本の現代美術を代表する作家として現在も第一線で活躍されています。

upwardrightは、 美術館のサイトに掲載されている紹介文ですが、こんな経歴は知らず、絵本「もこ もこもこ」(文 谷川俊太郎)や、「もけら もけら」(文 山下洋輔)などの画家として見に行きました。写真向かって左の白黒の表紙(タイトルロゴはカラフル)が今回の図録ですが、「いろ いきてる!」という展覧会のタイトルもいいでしょう?(と言いつつ、見に行く当日まで、「いろいろ 生きてる ⇒ 生きていればいろいろある、または、ぼくらはみんな生きている」だと、思い込んでいましたcoldsweats01図録から時計回りに、「大型絵本 もこもこもこ」(図書館で借りました。来週児童館のおはなし会で使います)、「いろ いきてる!」「おおきい ちいさい」(ミュージアムショップで買ってしまいました♪)、いずれも福音館書店です。

会場に入ってすぐの何枚かの絵は、「具体美術協会」との関係を知らなかった私が見て、「具体っぽい感じ」がして驚きましたが、続いて、サイケにいきそうで行かない絵、そして絵本を髣髴とさせる絵に変わっていきます。いい意味で肯定感のある絵は、どれも大きなキャンバスにアクリルでのびのびと描いてあり、一貫しているのは、「色が生きている!」ということだと思います。「いろ いきてる!」という絵本の原画は、絵本サイズとかわらないくらい小さく、絵の具をたれさせたりにじませたり、色と色でおしくらまんじゅうさせたり、90代の画家がただひたすら絵の具と遊んだ様子がうかがえます。

ゴッホのひまわりにも久しぶりに会ってきました。1輪だけ中央に朱色の点(主役のしるし?!)が入っていますが、私は、他のひまわりの中心の緑色が大好きです。

| | コメント (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »