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2007.03.11

そっくりさん!

上野の東京都美術館で、日本アンデパンダン展オルセー美術館展を見てきました。まずはオルセー美術館展から。

最愛の「星月夜」(ファン・ゴッホ作)は来てくれなかたけれど、ゴッホ作品は「アルルのゴッホの寝室」と「アルルのダンスホール」がエントリー。ダンスホールは、歌舞伎の芝居小屋(天井桟敷つき)のような、浮世絵のような色とデザインがおもしろいけれど、そばで見ると、ゴッホならではの対象をよ~く見たぞ!という手応えがないのが、ちょっと残念。

掘り出し物その1は、マネの「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」ではなく「アンリ・ロシフォールの逃亡」。魅力的な海の水と波。

その2は、セザンヌの「サント=ヴィクトワール山」ではなく「ギュスターブ・ジェフロワ」。セザンヌがジャーナリストで文筆家で美術評論家でモネの友達のジェフロワさんを彼の家に通って描いたもの。セザンヌが室内で描いた絵にはあまり惹かれたことがないけれど、これは好き。

その3は、ゴーギャンの「黄色いキリストのある自画像」ではなく「黄色い積みわら(黄金色の穫り入れ)」。線が甘い気がする(誰に向かって言ってる?!)けれど、色、配色、色の配分が好み。

そして、そっくりさん。並べて掛けてあった、モネの「アルジャントゥイユの船着場」とアルフレッド・シスレーの「洪水と小舟」。モネは上が空と雲で、左が木立、右手前が川。シスレーは、上が空と雲で、左が家、右手前が洪水で湖状態になった地面。空の色のグラデーションと雲の表現が、同じ人が描いたようにそっくりだった。帰りに見上げた上野の空も、二人の描いた空にそっくり。二人の構図に合わせて、写真の左右を反転させてみました(^^;)

070311tobikan_2

日本アンデパンダン展は、昔ルソーが毎年出展したパリのアンデパンダン展と同じく、誰でも出展料を払えば出展できる展覧会。抽象画も具象画も、立体も、大作も小品も、広い会場に百花繚乱。描いた人の伝えたいことや表現したいことなどを考えながら、ゆっくり見ました。自分だったらどう描くか、なんてことも考えながら♪

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